明治期に沈寿官と並ぶ名工と謳われた東郷寿勝の極めて稀少な花瓶を出品致します月並みな形容で恐縮ですが正しく博物館に展示されるべき逸品です廃藩置県後に設立された田之浦陶器会社と苗代 特定の商品や状況においては、返品ポリシーに例外が適用される場合があります。例えば、特別なイベントやプロモーションで購入された商品、または特定の理由で返品期間が延長された商品などが該当します。例外が適用される返品については、通常とは異なる手続きや条件が設定されることがありますので、購入時の利用規約を必ずご確認ください。返品ポリシーの例外について、詳細な説明が必要な場合は、カスタマーサポートにご連絡ください。
明治期に沈寿官と並ぶ名工と謳われた東郷寿勝の極めて稀少な花瓶を出品致します。月並みな形容で恐縮ですが正しく博物館に展示されるべき逸品です。
廃藩置県後に設立された田之浦陶器会社と苗代川陶器会社はいずれも短命に終わり、苗代川と鹿児島市の個人製陶家等が薩摩窯業を牽引することになりました。しかし、明治後期まで常時職工30名程を抱えた製陶家は、沈寿官・東郷寿勝・慶田茂平・隈元金六の四者だけでした。
東郷寿勝は、その事業規模と技術に於いて沈寿官と並ぶ製陶家でした。その作品は皇居三の丸尚蔵館や東京国立博物館などに収蔵されています。しかしながら、東郷寿勝の名を知る人は今日では少ないと思います。それは寿勝の長男の東郷重徳が政治の道に進み、大日本帝国の外務大臣に就任した為、寿勝一代で製陶業が途絶えたためです。
さて、本作は一見して寿勝の作品と分かるパステル調の優しい色使いと独特の表情をした人物画が花瓶胴部両面にしっかりと描かれた一級品です。花瓶胴部に小さく「薩摩苗代川東郷寿勝製」と銘が小さく手書きされています。これが寿勝の本来の銘の書き方になります。
寿勝という底部の刻印だけの品物もありますが、それは素地だけを供給した場合の品物になります。
寸法は、高さが25cmです。ワレ、カケ、ヒビなどの瑕疵はありません。金彩もほぼ綺麗に残されています。
東郷寿勝が本作のようにきちんと絵付けをした作品は調査した限り、未だかって一度もオークションなどに出品されたことはないと思います。極めて貴重な一品です。
尚、私の出品写真と本説明文をそっくりそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。私がその様な詐欺サイトに並行出品していると勘違いされた方から酷い罵詈雑言を浴びせられたことがありますが、私はオークションサイト以外には出品しておりません。
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